2018.02.16
JA東京みらい東村山地区女性部は1月27日、50年前から取り組む老人ホームでの洗濯物たたみのボランティア活動の功績が讃えられ、地元のNPO法人から「第7回まちの元気賞」を受賞しました。同賞は、特定非営利活動法人(NPO)「東村山活き生きまちづくり」が、地域活動に自主的かつ熱心に携わっていながら顕彰の機会に恵まれなかった個人や団体に毎年贈っています。
同女性部から代表して當間有子部長が、東村山市諏訪町の特別養護老人ホーム白十字ホームで、同NPOの澤田泉理事長(元東村山市副市長)から表彰を受けました。表彰式では、過去の活動写真がスライドショーで流れ、約半世紀にわたる歴史を振り返りました。
當間部長は「先輩たちが築いてきた歴史に感動しました。今後も活動を続け、次世代にバトンを繋いでいきたい」と話しました。
▲賞状を手にする當間部長(中央)と部員
ボランティア活動は、毎月第2火曜日の午前十時から午後三時、3~4人の同部員がタオルやパジャマなどの洗濯物をたたみます。利用定員170人の同老人ホームでは、毎日大量の洗濯物があり、従業員はとても助かっているといいます。
▲50年続く洗濯物たたみのボランティア活動
同活動は同老人ホームが開設した1967年、同部の前身である東村山市農業協同組合婦人部時代に始まりました。当時は布製のおむつをたたんでいましたが、紙おむつの普及が進み、洗濯物たたみとして活動が継承されています。